【感想】フロレアール ~すきすきだいすき~
フロレアール 〜すきすきだいすき〜 - アダルトPCゲーム - FANZA GAMES(旧DMM GAMES.R18)
お久しぶりです、ブログの存在を忘れていましたミヤです。
正確には忘れてはいなかったんですがなんとなく文章を書く気力がわかなくて放置してましたすみません。ちまちま何本か亀のごとくスピードでやってはいたんですけどね…
でもこちらの作品の感想を語るにあたって、ツイッターだとネタバレ&長文になってしまいそうだったので…こうして数か月ぶりに筆をとることにしました。
以前sense offというゲームをやった時に、元長氏のシナリオにいたく感銘を受けまして、今回やっと手を出すことができました。ふろれあーる。ちなみにsense offの記事はこちらになります。
フロレアール以外にも未来にキスをとか猫撫とかギャングスタとか元長氏がシナリオ担当のゲームでやりたいのはいっぱいあるんです!!みらキスは積んでますが…
その中でも比較的プレイ時間の短いフロレアールならさくっとプレイできるかなと思って選びました。最近年齢のせいか集中力が続かず長いゲームだと途中でダレてしまうんですよね…
前置きが長くなりましたが早速感想書いていきたいと思います。クリア直後で感情がめちゃくちゃなのでいつも以上に乱れた文章になるであろうことはお許しください。
- キャラクターについて
ヒロインは彼女、メルンのみになります。ヒロインというか、まぁまぁ閉鎖的な世界観のためキャラクターもほぼ主人公とメルンくらいしか出てきません。立ち絵もメルンのみ。他キャラもボイスはありますが…ほとんど出てこないですね。
主人公を「ご主人様」と呼び慕い、従順で、素直で、汚れを知らない女の子。元長氏シナリオにありがち(?)な、人を食ったような主人公が嘘をついてメルンをからかってみたり、弄ってみたり、日常シーンでの何気ないやりとりがほのぼのとして好きでした。舌足らずな話し方も可愛い。
- グラフィックについて
まぁ特徴的な絵ですよね。上述の通りメルンしか人物絵は出てこないのですが…CGも、とてもエロい!!!というわけではないですがどこか印象に残るイラストです。
とあるシーンのメルンの表情には思わずぞくりときました。ホラー的な意味で。
恍惚の表情というんですかね。狂ってる、が一番近いかも。気になる方は自分でプレイして見てみよう!!
- BGMについて
可もなく不可もなく。古いゲームなのでやっぱり今と比べるとチープで単調な感じは否めませんが、変な使い方してるわけでもないのでプレイ中は気になりませんでした。あ、ボーカル曲はないです。
- システム面について
ビジュアルノベル形式なので画面全体に文章が出るスタイルですね。
あと仕方ないですがUIが古いです。ただ選択肢が少なく短いシナリオなので、そこまでセーブすることもないかと。EDリストがあって、それぞれ見返すことができるのはよかった。そして昔のゲームにありがちな爆速スキップ。
- エロシーンについて
シチュエーションによっては刺さる人はいるかもしれないですが、単純にエロいかどうか聞かれるとうーん…文章はどちらかというと官能小説寄りです。文学的。
私はそもそも仙人なのでエロくてもエロくなくてもどっちでもいいんですけどね。
ただもうちょっと切羽詰まったボイスが聴きたかった。酷いことされてるときはもっと死にそうな声上げてほしかったかも。
- シナリオについて
以下ネタバレになります。スクロールしてどうぞ。今回マジのマジでネタバレ全開なのでプレイ予定のある人は絶対読まないでください。フリとかじゃないですからね。
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【感想】きまぐれテンプテーション
お久しぶりです、ミヤです。
今回はシルキーズプラスわさびさんの「きまぐれテンプテーション」、通称きまテンをクリアしたので感想を書き留めておこうと思います。
いつものごとく思ったことをひたすら書き殴るだけになりますのでご了承ください。
プレイ時間は7時間かからないくらいです。最初のEDに到達して以降は攻略サイトにお世話になりましたが、攻略なしだとトライアンドエラーすることになると思うので、もう少し時間がかかるかもしれません。
最初はアンネたんとイチャイチャするだけの抜きゲーかなとかそんな程度の印象しかなかったんですが、どうやらやった人の感想では「ただの抜きゲー」ではないとのことだったので、ずっと前から気になっていました。
ちなみに同ライターのななリン、あけいろは未プレイです。どうやら世界観が繋がっているらしいのでそちらも折をみてプレイしてみようと思っています。ネタバレを踏まないうちに…
シナリオについて。
導入部分でのアンネとのコミカルなやりとりが最近のラノベにありそうなノリで気軽に入り込めました。というか直前までやってた小雪の朱が2003年のゲームだったので、そのせいでやたら新鮮に感じたのかもしれません。
とあるマンションで起きた殺人事件の真相を調査し、マンションにかかった呪いを解くのが目的のストーリーであるため、事件の詳細や被害者の生前など、調べていくにつれて結構重たいストーリー展開でした。正直胸糞悪くなるけれど、随所に挟まれるアンネとの漫才のおかげでメリハリはついてたというか、重たくなりすぎてはいなかったのが良かったと思います。
微妙にクリックアドベンチャーチックなのが個人的に好きでした。
シロナガス島への帰還の感想記事でも触れましたが、こういうゲームシステムが大好きなものでテンション上がりまくって何度もアンネに話しかけてましたね。
けどそんながっつりしたものじゃないしアイテムも多くはないので慣れてない人でもできるくらいだと思います。攻略難易度はそんなに高くないです。
貼られていた伏線には結構序盤の方から気付いていたので、最後の種明かしでは「まぁやっぱりそうなんだろうなー」という気持ちでしたが…それでもずっと疑問に思っていた点がちゃんと伏線だとわかるのは何とも言えない満足感がありますね。
TRUE ED後は一枚絵が表示されるのみだったので、もう少しエピローグ的なものがあれば…という個人的な願望。あれはあれで情緒あっていいとは思いますけど!
グロとかホラー要素に関してはあんまり…慣れてない人ならびっくりするかもですけど、死体や血がそんなにたくさん出てくるわけじゃないので…
どちらかというと声優さんの演技の上手さ+機械での加工されたボイスの方が怖かったです。ゾクゾクした。叫び声とかね。
エロシーンについて。
えっちだとは思いますが私は使いませんでした。仙人なので。
絵について。
そもそも絵に惹かれてプレイしたので最高でした。塗りが素晴らしく私好み。
アンネの肉感が凄かったです(こなみかん)
照れた時の表情が可愛かった。照れ顔すこすこオタクとしてもな。
毎日服装が変わるのも手が込んでるなーと感激してました。黒のゴスロリちっくな服が可愛い。
システムについて。
このゲームの特徴としてもう一つ挙げるならば、ぐりぐり動く立ち絵だと思います。
アンネがぴょんぴょん動く。たゆんたゆん揺れる。
その分PCに負荷がかかっているのか、アンネが画面に現れた時だけ、文字表示スピード最速にしてるはずの文章がボイスと連動して表示されるくらいには重たくなっていて笑いました。けどアンネの愛らしさを堪能するには絶対あった方がいいなと思います。もちろんオフにもできます。
あと個人的に操作手帳を読むのが楽しかったです。事件の小ネタとか、今までに集めた情報を整理できるのも良い。BAD END後の操作手帳に書きこまれるとある項目が狂ってて素敵でした。
ロウジィちゃんが可愛い。ニジガクの彼方ちゃんに似てる
今回はネタバレなしで書けたと思う。多分。
次のゲーム何にしようかな…
【感想】僕が天使になった理由
お疲れ様です、ミヤです。
気づいたら夏を通り越して冬になってたので、冬にふさわしいゲームを…と思い、前に買ったきり積んでいた僕天を引っ張り出してきました。
セーブデータ見たら七年前の日付でびっくりしましたけど…なんとなくもったいないのでセーブデータは残しておきます。
プレイ時間は28時間半程度でした。
今回はほぼオートだったのでこんなものかなあと。自分にしては珍しく、じっくりプレイしました。
この作品はオムニバス形式で、6組いるカップルをそれぞれ結び付けたりして、その後それぞれのヒロインのルートに分岐していく形になっています。
集中力が長く続かないというのもあって、1話ごと区切られているのは個人的にすごく良かったです。やりやすかった。
どのカップルも単純に幸せになって終わり!というEDじゃないのがいいですね。選択肢によっては「これで本当によかったのか?」と首を捻るお話になるときもあります。というかほとんどそんな感じです。純粋にイチャラブが見たいって言う人にあんまりお勧めしないかも。小説とか群像劇とか好きな人はハマると思います。
イラストについて。
元々OVERDRIVEのゲームが好きっていうのもあったんですが、藤丸先生の絵が個人的に大好きで。こう見えてもゴリゴリのラブライバーなもので、スクフェス時代からお世話になってます。
というかキラキラカーテンコールで初めて藤丸先生を知ったけど、その後にスクフェスプレイしてびっくりしたよね。てん☆ふぇすまた描いてほしい…
脱線した。とにかく期待通り、いやそれ以上に、絵については満足でした。
藤丸先生は人物の生き生きとした表情を描くのが上手すぎる。
塗りもめちゃくちゃきれいです。背景とか。天使という題材なだけあって、何度か上空のシーンも出てくるのですが、めちゃんこ綺麗です。綺麗しか言ってないけど、とにかく圧巻でした。
BGM面は流石というべきか、全部でボーカル曲が9曲という力の入れっぷり。毎回EDのたびに好きな曲に出会えるし、歌詞を聴きこみながらしんみり余韻に浸れて、最後の最後まで楽しめました。
ゲーム中のBGMもとてもよかったです!普段あまりBGMには着目しない(その代りボーカル曲はめっちゃ聴きこむ)ですが、どの曲もそれぞれのシーンを盛り上げるのに役立っていて、私にしては珍しくクリア後にBGMを全部聴きにいきました。よき…
UIはまあまあ普通かな…?クリア後に見られる鑑賞モードではミニキャラがしゃべったり動いたりしてるのが可愛かった。
あとボーカル曲鑑賞する時に、歌詞表示してくれる上、コード?ギターの楽譜?そんなのまで表示してくれるのすごい。音楽を重視するブランドはやっぱり推せる。それだけに解散が悔やまれる…
SDキャラ、ここでしか見られないのもったいない気がする…!めちゃくちゃかわいい。
あとシナリオジャンプ機能もあるらしかったけど、私は使わなかったです。
以下攻略キャラについて一人ずつ語っていきますのでネタバレになります。
攻略順は百合→みなも→奈木崎→アイネ(アイネのみ最後しか攻略できないようになっています)です。ではスクロールしてどうぞ。
●久賀百合(ひさかゆり)CV:秋元ねりね
いや~~~~…この人のルートは他の三人と比べても異色すぎた。
最初にやったからか衝撃がデカすぎて「これどうやって落としどころつけるん?」って内心ハラハラしてました。
キャラクター的には好きでも嫌いでもないです。でもこの人も主人公と同じで「ずっと自分を許せなずに生きてきた人」なんだと思います。
主人公廃人EDはともかくとして、妹死ぬ方のEDは正直納得いかないです。
百合の妹が自殺するのを目の前にして止められなかったことを、主人公は死ぬまで自分を責め続けるだろうし、百合に対して嘘をつく罪悪感を一生背負っていかなければならないことを考えると、けして幸せとは言えないと思います。いつか絶対バレるし。それなら主人公廃人EDの方がまだいいかな…
●若松みなも(わかまつみなも)CV:白雪碧
最初見た時に、見た目が一番好みだったキャラ。毒舌後輩ちゃんです。グラドルやってることを隠してる子。
みなも√は芸能活動(みなもの夢)を取るか、主人公を取るかっていう話になっています。ただ第三話で出てきたカップルも恋愛を取るか夢を取るかっていう悩みを持っていたので、真新しさはあんまりなかったかも…
親の夢を娘に押し付けたといえばそれまでですが、子を思う親の気持ちはそれなりに伝わりました。もう少し上手いやり方もあったと思いますが、お母さんもみなもも、みんな不器用だったってことで。
なぜか二人で駆け落ちするEDの方がさわやかで前向きになれるっていう。私の知る限りエロゲで駆け落ちすると大体ろくなことにならない気がする…そう思うのは私だけか…?
●奈木崎奈留子(なきざきなるこ)CV:鈴田美夜子
大正義鈴田美夜子。主人公の幼馴染ということで最初から登場するのですが、声を聴いた瞬間撃ち抜かれました。クドの時のわふーな声も好きですが、ちょっとハスキーめの声も好き。私キンキンした萌えよりの声よりこういう系統の声が好きなんだろうな…
というわけで序盤からほれ込んだのでかなり期待して奈木崎ルートは進めたのですが…うーん。私が奈木崎を好きなだけに、幸せになってほしかった。
お互いが好きで好きでたまらないのに、結ばれたら別れることが決定してしまうから、ずっとそばにいるためにあえて友人関係で居続けることを選ぶって…拷問か。
もう片方のEDも結ばれたが故お互いのことを忘れてしまうっていうなんとも言えないED。普通に幸せにしてほしかった。ずっとそばで主人公のことを見てたのに!!
あとこのルートでは主人公の友達がいい仕事してましたね。
こんなずばっと言ってくれる友達おるか?????さすがオバイブ作品の男キャラは味があるというか、ただのモブキャラで終わらせないところが好き。みんな生きてる。人間味を感じる。清人目線のストーリーも読んでみたかった。一人蚊帳の外で事情を知らずにこの二人を見ている清人はいったい何を考えていたのか。
もはや奈木崎√関係ないけど、第四話の福江生徒会長が好きすぎて好きすぎて…もおおおおお幸せになってくれよ本当……照れ顔めちゃくちゃ可愛いんだ…
●アイネ CV:桐ノ小島翼
なんかこれしかキャプチャしてなかった。大事なところ映ってないからセーフだよな…?
アイネちゃんは純粋で、素直で、まさに天使という言葉を具現化した女の子でした。
想いを伝えて、結ばれることが人間にとって一番の幸せだと思っているが故、恋愛を毛嫌いする主人公とは随所で対立する(だから選択肢もどれが正解かわからない)のですが、それはアイネちゃんが純粋に人間が好きだから。
想いを伝えることで社会的な立場がどうなるとか、将来性がどうとか、ヒトが考えがちな問題を全部ほっぽって、とにかく他人の幸せを心から願っているアイネちゃんを見ていると、「そっか、好きってこういう感情だよなぁ」としんみりしました。
好きだから仕方ないんだ、社会的体裁なんてどうでもいいって思えてしまうのが好きって気持ちなんだなあと。うーん、甘酸っぱい。
主人公が昔好きだった女の子がアイネちゃんだっていうのは大体予想ついてました。わりとわかりやすかったよね。
最終的に地球がどうのとか言い出したときはさすがにびっくりしましたが…
やっと人間らしさを取り戻した主人公と、人間に戻れるアイネちゃん。誰よりも天使らしいと天使にまで言われる主人公と、誰よりも優しく無条件に他人の幸せを願うアイネちゃんが離れ離れになってしまうEDはあまりにも切なすぎた。
ED間際、青空の下、羽の生えた主人公が一人アイネちゃんを静かに見守るイラストには涙が止まりませんでした。マジ涙腺ぶっ壊れたかと思うくらい泣いた。今も思い出して泣けちゃうくらい。そして流れるED曲が良すぎる…
以下好きなシーンをつらつらと。
多分、私がこのゲームで一番好きなシーンです。
第一話のこのシーンで一気に引き込まれました。
とにかくがむしゃらで、まっすぐで、「これが恋だ!!!!!」って伝えてくれるシーン。気持ちは伝えたいから伝えるんだよ。両想いになるためじゃない。
照 れ 顔 最 強 。
生き地獄にも等しいこの言葉を言うのにどれだけの覚悟と勇気がいったか、考えただけでも涙が出そうになる。奈木崎…
あと他に、アイネルートでCaSが朝焼けの中演奏したシーンとか、上空でのあのシーンとか、色々印象深いシーンは多いのですが全部載せるわけにはいかないので割愛します。
私がどれだけ奈木崎を好きか伝わってくれればそれでいいです(?)
最後になりましたが素敵なゲームをありがとうございました。スタッフの皆さんに最大限の感謝を。
では今回はこの辺で。
【感想】シロナガス島への帰還
こんばんは!!ミヤです!!!!クリアしましたーーーー!!シロナガス島への帰還から帰還しました!!!
もうね!!!めちゃくちゃ面白かった!!!!
一応クリック探索型推理ミステリーADVなんですけど(多分)、推理とか微塵もしなかったーー!!!!
なぜかって、続きが気になってメモを取る時間すら惜しかったからです。いやていうかめんどくさかtt
とにかくめちゃくちゃ面白かったです。本編クリア後のエクストラシナリオまで、余すところなく面白い。
多分7時間くらい?やってた気がする。今回は時間計測してないので正確な時間はわかりません。
私が購入したのはDMM(なんとたったの500円!)で、あの悪名高い(?)DMMgameplayer経由での起動だったため、そのせいかわかりませんが普段使っているフリーソフトの画像キャプチャソフトと時間計測用のランチャーを使えませんでした。この辺の私の普段使いのフリーソフトもいつか紹介記事にしたい。
ゲームクリア後勢いのまま記事を書いてますのでいつも以上に語彙力死んでると思いますがご了承を…ネタバレは無しで書きますから…!
ゲームシステム。オーソドックスなクリック探索型でした。
EVE burst errorや逆転裁判とかその辺のゲームを思い浮かべてもらえればわかりやすいかと。個人的に逆転裁判大好きなので、テンション上がりすぎて無駄に何度も同じところクリックしてました。ちゃんとクリックするたびにコメントが変わるのも凝ってる…!好き…ぽちぽち…
キャラクターボイスはありません。無くてもいい。
BGMは可もなく不可もなく、盛り上げるべき場面では盛り上がるBGMを流してくれてたので緊張感凄かったです。爆弾処理のところとか…あとEDのしっとりした感じ好き…!
キャラクター。ねね子が可愛い!
この見るからにコミュ障な引きこもり少女が主人公の相棒として活躍してくれます。
というか主人公もハードボイルドで一筋縄じゃいかなそうな癖のある主人公で、この二人の掛け合いが最高に見てて退屈しないんですよね。この二人で他の事件の話も見てみたい…!続編お願いします旅の道さん…!
あと個人的一押しキャラはアレックス。色々語るとネタバレになるので、あれがあれであれなんですけど、とにかくもーーー!!!ギャップ!!可愛い!!!いいからやってくれ頼む。。。ねね子もそうだけどボクっ子が私のツボすぎる…
絵について。キャラクターの造形はリアルな感じではないですけど、死体とかそっち系が意外と…がっつり書かれてますので苦手な方は注意って感じ。
そして芸が細かい…!目パチはあるわエレベーター乗ってるときにちゃんと階を移動したり、ドアの開閉だったり、細かいアニメーションが使われてるので見ててドキドキしました。だって突然のホラー要素あるんだもん…!びっくりするの苦手な人は注意です。ホラー要素あるって聞いてたのにも関わらず初見だと肩がびくってなりました。
エクストラシナリオのワンシーン。水着えっっっrrrrrr!!???!
こういうリアルな感じのやせ型の子の、脇腹とか腰骨とかエロすぎますね…下手な巨乳とかよりはるかにエロい。(個人的見解)
シナリオについて。
いやほんと…没入感が凄いです。辞め時がわからなくてびっくりしました。
私って集中力無いなって年々感じる事が多くて悲しかったんですけど、そんなことなかった…本気になれば半日費やせるんだ。ダレる場面が一つもないストーリー運びでした。本当にお見事。クライマックスは結構壮大な感じになるのでぜひ映像化してほしいですね…それにしてもねね子…成長したね…
実際に犯人を自分で推理して当てるっていうシーンもあるのですが、そこまで難しくなかったです。メモしないで読み進めてた私でもそれなりにどうにかなりました。けど大事な選択肢の場面ではセーブができないので、「来そうだな」と思ったらこまめにセーブするのをおすすめします。ぶっちゃけ総当たりでどうにかなるレベルなのでそこまで心配することもないかと…
勢いのまま書いてしまった…普段以上に雑な文章ですみません。配慮もクソもない…
ネタバレするのが重罪ってレベルで面白いので今回は珍しくネタバレ一切無いように書きました。興味持ってくれた方はぜひやってください。いやほんとに。万が一面白くなかったら私が500円返すよ。
【感想】強盗、娼婦のヒモになる↑↓
↑の体験版DLから本編がDLできます。
こんばんは、ミヤです。
今回はLoser/sさんの同人ゲーム「強盗、娼婦のヒモになる↑↓」をプレイしました。
プレイ時間は1時間半ほど。おまけは購入していませんので本編のみのプレイ時間です。
以前より気になっていたフリーゲームでしたので、勢い(?)のあるうちにやってしまおうと、一気にいきました。
なんといいますか…ヒロインのトラ子が可愛い!
あらすじを軽く説明すると、家出をして路頭に迷った主人公が強盗をした(未遂に終わる)家に一人暮らしをしていたのがデリヘル嬢のトラ子(源氏名)でした。
お互いの利害の一致のために一週間同居生活をするうちに家庭の事情的にも本質的にも似ている二人が惹かれあい、結ばれるハートフルな純愛物語…
ではなかったです。いや純愛なんですよね。この二人は。ふざけた調子で掛け合いを続けながらもお互いの事が大好きなんだと思います。けどハートフルではないかも。
とにかく重い…!この二人の背負っている過去が重過ぎる。
主人公がやたらと心理学やメンタリズムとかそっち系に詳しいのですが、それも家庭の事情のせい。家出したのも家庭の事情のせい。思わず読んでて背筋が寒くなりました。
それはトラ子も同じで、作り笑顔ばかりでやたらとお姉さんぶる彼女ですが、ATフィールドが三重くらいになってる。けどHシーンの時は憎まれ口を叩きながら途端に弱くなる彼女に心持っていかれました。
普段年上ぶって余裕そうにしてるくせにそういうシーンになるとへろへろになっちゃう女の子いいよね…!
とまぁミヤクオリティの適当な紹介ではありますが気になる方はぜひ。あっという間に引き込まれてあっという間に終わっちゃいました。むむ。正直もっと二人の掛け合いを見ていたかった。キャラクターが魅力的で好きになっちゃうと永遠にプレイしていたくなるよね。ので、おまけシナリオを買おうか思案中です。というかこのサークルさんには今後の期待も込めて投げ銭したいくらいです。無料でこのクオリティはなんだかこっちが申し訳なさすぎる。
特にやってて印象深かったのがBGMの使い方が上手い。
フリーの音源を使っているようなのですが、要所要所ぴったりの音楽を使っていてプレイしてて気分も盛り上がりますし、ラストに至ってはボーカル入り…!これもフリーなのかな。すごい。
絵は少し浮いてるというか、ちょっとデッサンが狂ってるかな。皺の描き方とか。でも処女作みたいですしまぁ。私はそんなに気にならなかったです。
システム周りも最低限準備されてて特に不満はないかな…あ、ちなみにボイスはないです。そして左上のちっちゃいトラ子が可愛い。
あとはこんな感じで随所に謎選択肢がある。特にじゃんけんのところ。私は引っかからなかったけどね!!ちゃんと初見で勝ちました(偶然)。
トランプのマークから一つ選ぶやつ、クローバーとスペードしか選べないようになってたけど残り二つは有料のおまけを買えば選べるようになるのかな…?
最後のおまけモードにあるシナリオライターのあとがきを読んで、これぞフリゲならではだよなぁと思ったり。製作者の裏話的なものが聞けるゲームって少ないよね。覚えてる限りでeuphoriaくらいかも…
で、あとがきを読んでやっぱり好きなものは好き、楽しいものは楽しいってクリエイターに直接伝えるのは大事なことだなと思って。
私も絵描いたり文章書いたりたまーにやりますけど、感想もらえると嬉しいですもんね。何も思われないのが一番悲しいし、見てくれたってことを知るだけで嬉しい。みなさんもすごく好きで心を動かされた何かに出会った時は、素直にその気持ちを伝えるが吉だと思います。無くなってからでは遅いですから。何事も。
というわけで珍しくさらっと感想まとめてみました。
次はツイッターのアンケートで一番票数の多かったあれをやろうと思います。
【感想】こなたよりかなたまで
え!?めちゃくちゃ久しぶりじゃないですかブログ更新…!
ミヤさん何やってたんですか!?え?ほかの趣味に忙しかった!?そんなまさか…
いえ本当です。お久しぶりですミヤです。
前回更新が11月とか笑っちゃいますね。でもいいんです。誰のためにやってるとかじゃないので…自分の備忘録のためにやってるブログなので…閲覧数とかどうでもいいし…見てくれなくても全然悲しくなんかないし…(親の顔より見た言い訳)
他の趣味についてはまた追々話すとして、今回はF&Cの「こなたよりかなたまで」というゲームを完走したので感想を書いていきたいと思います。かんそうだけに。
こなたよりかなたまで OP Imaginary Affair 高音質Ver
まず最初にですね。以前からこのゲームをやりたいなと思っていたのですが、そう思ったきっかけがこの曲でした。
KOTOKOさんの説明不要で超有名なこの曲です。ぜひ聴いてみてください。この曲の尊さを説明するには私の語彙が足りない。聴けばわかる。いいから聴け。
私自身音楽が大好きで、ゲームやアニメ本編を知らなくとも曲だけは知ってる!っていうものが多く、今回も例にもれず曲からこのゲームを知りました。以前感想記事を書いたsense offというゲームも、Birthday Eveという曲が好きすぎてプレイした経緯がありましてね。
好きな曲を見つけた時に、その曲単体を聴くだけでももちろん楽しむことはできるのですが、曲の背景、物語性を知ることでその曲を更に深く楽しめるというか…そんなふうにいつも考えていて、だから音楽がきっかけでアニメやゲームに手を出すことが本当に多いんです。むしろ「アニメがこれこれこうで面白いから見て!」よりも、私には「この曲いいからアニメ本編も見て!」っていう勧め方をした方がハマるかもです。ミヤの取扱説明書。
あーだめだ久々に文章書いてるから本当に支離滅裂…上手く日本語が出てこないし、これが年ってやつなのかな…
閑話休題。
前置きはこのくらいにして感想記事に入りたいと思います。
いつものようにプレイ済み前提で書いてますのでネタバレしかありません。お気を付けて。ちなみにプレイ時間は10時間程度でした。途中何かしらやってたので実質8時間くらいかな?
このゲームに関しては前情報もほぼ仕入れることなく(主人公が余命いくばくかしか無い事しか知らなかった)プレイしたので、いきなり吸血鬼だとか死神だとか異形の者だとかが出てきてびっくりしました。
なんかもっとこう…学友たちに囲まれてほのぼのとした日常の中で、余命が短い主人公が死ぬまでに何ができるか…みたいなストーリーなのかなとか勝手に思ってたんですよね。パッケージ絵見る限りリトバスみたいに友情ゲーかと思ってた。でも結構シナリオ的には分断されてましたね…違和感とかもなくすんなり入り込めましたけどね。
で、やってみてもう一つびっくりしたのがこの文章の表示方法。
ビジュアルノベル方式はToHeart2とかでおなじみなので別に驚くこともないんですけど、キャラごとに文字の色が変わっているのが違和感すごかったです。途中から慣れたけど。この方式は初めてだなぁ。
あとオートモードがないです。地味に不便だったので、やっぱりギャルゲにおいて必要な機能なんだなと改めて実感しました。
攻略順はクリスNORMAL→九重二十重→いずみ&優→佐倉佳苗→クリスTRUEです。
以下攻略順。
- クリステル・V・マリー
吸血鬼の女の子。のじゃ言葉を使っている時の方が好みだったかも。
というかのじゃのじゃしてたのはキャラ作りだったの!?と驚かされました。でも破天荒なキャラじゃないと物語が進まないからなぁ…
ノーマルENDでは特に泣くこともなく、でもあとから考えると主人公が死ぬ間際のシーンが描かれてるENDってこれだけだ。
このゲーム何がすごいかって言うと、「死期が近い主人公」なんて聞くと「ああそれなら死ぬ時に何かしらお涙頂戴なシーンがあるんだろうな」とか考えるじゃないですか。無いんですよそれが。今言ったクリスNORMAL以外では主人公が死ぬところなんて一切描かれてないんです。
大事なのは死そのものじゃなくて、死をきっかけに主人公とその周辺の人間が何を考え、どう行動したか。自分がもし近いうちに死ぬなら何をするかな?周りの人間にどう接するのかな?当たり前のようで誰もが考えないことを考えさせてくれるゲームだと思います。
そしてとにかく健速先生の文章が読みやすい!2003年発売のゲームなので、登場人物のセリフ回しには若干古い感じもあるのですが、そんなの気にならないくらい地の分が読みやすい。
あ、もうだめだキャプチャ画像だけで泣いてしまう…((
冗長な言い回しなんて全く無く、ただ何かが起きて、主人公の心情を簡潔に述べているだけなのにこんなに心にすん…と染み渡る文章を書けるシナリオライターに出会ったのは初めてでした。シナリオが短くても満足感があるのはこれのおかげなのかな。簡潔で飾らない言葉だからこそ胸を打つのかもしれないですね。
クリスの話から逸れてしまった。TRUE ENDはぼろぼろ泣きました。
まさかタイトルの意味がこれだったとは…TRUEは最後の最後に読んだ(選択肢ミスって二周くらい全スキップした)からか、充足感が凄くて、読み終えた後も顔を上げて宙を仰いでました。言葉も出ないとはこういうことを言うんですね。
願わくば二人が永遠の幸せを手に入れられますように。
- 九重二十重
影薄かったねこの子…
もう少し出会ってから結ばれるまでの時間があれば感情移入できたかもしれない。
あ、でもデレた後は可愛かったです。この子も一人で生きてきたんだろうなぁ。そう考えるとこのゲームのヒロインって佐倉ちゃん以外は他者を寄せ付けず一人で生きようとしてきた子ばかりだなって。主人公も含めて。
- いずみ&優
いずみちゃんは緑髪のナースのお姉さん、優ちゃんは主人公よりも先に入院していた同室の女の子です。
あのね…優ちゃん…優ちゃんすき…可愛くないですか!?YESロリっ子、NOタッチ。
二人セットのルートで、いずみちゃんとのHシーンはあったけどさすがに優ちゃんとはしてなかったね。12歳って年齢出てるしね…
いずみちゃんに関しては特に言うことがないです。しいて言うならなぜあの場面でHシーンに入るのかよくわからなかったです。
あと私おじいちゃんとかおばあちゃんが出てくる話に本当に弱くて…だから優ちゃんが最終的におじいちゃんと和解して、自分の感情を表に出せるようになったシーンのおじいちゃんの心情を思い浮かべるともう…ね…孫って本当に可愛いもんなんですよ。それが唯一の家族となればもう。
個人的にはこのENDが凄く好きで、何が好きかって、このルートは主人公の「思い出話」として扱われてるんです。
このこなたよりかなたまでっていう物語が始まる少し前、主人公が入院していたころの話を描いているだけで、優ちゃんの容体が急変するとか(ちょっと想像してたけど)は無いです。主人公が自宅で延命治療を行うのを決意して退院する…というところで終わってるので、暗い雰囲気も一切なく、いずみちゃんたちナースさんが笑顔で送り出してくれているところで逆に涙が出ました。
主人公が死ぬのわかってるんだよ…全員知ってるのにそれでも笑顔で、またねって言ってくれる優しさ。自分の近しい人が死ぬとわかっているのに「またね」なんて、自分は明るく言えるだろうか。
- 佐倉佳苗
かわいいね…しゃあ絵は素晴らしいね…関係ないけど最近のしゃあさんってどんな絵描いてるのかなと思って調べたら絵柄すっごく変わっててびっくり。
乃木坂春香のときの絵が一番好きだったなぁ…はいまた脱線した。
幼馴染の女の子ですね。この佐倉ちゃんに自分の病気を打ち明けるかどうか、主人公はずっと悩んでいて、それが前半の主軸として話が進んでいくのでてっきりこの子がメインヒロインだと思ってました。
それにしても強い子です。主人公が死ぬと知って、一番最初に泣くどころか、主人公をジレンマから救う決意をして、さらに「大嫌い」とまで言ってしまうんですから。
笑顔で最後は終わったので、すっきりするENDでした。
- 遥彼方(主人公)
主人公だけどどうしても語りたかったので。
自分の信念を曲げない、弱いところは他人には見せない、本当に強い男です。
作中でも主治医が言っていたように、彼は「他人に甘えない」んです。
けどそんな彼がひとりきりになって、弱い部分をあらわにしたのが上の方に載せた公園でのシーンなんです。身を切る様な辛い延命治療に耐えたとしても、確実に迫る自分の死からは逃げたくても逃げられず、大事な人を泣かせることは目に見えている。そんな絶望の中で生きるだなんて私なら耐えられない。
そして自分だって好きな人と永遠にそばにいたいはずなのに、最後に選んだのは愛する人の楽しい未来でした。それが最後にクリスに言った上の言葉で…
だから好きなんですよ遥彼方という男。(語彙喪失)
今まで何人も魅力的な主人公には出会ってきましたが、彼も五本の指に入るくらい印象に残る主人公です。
語りたいこと大体語ったかな?
エロゲにしてはプレイ時間も短めで、集中力のない私にはちょうどいいゲームでした。
短くまとまっていて、鬱展開もなくて、すっきりとした気分で終われました。
本当にやってよかった…私も毎日を一生懸命生きないとなぁ。ゲームしてだらだらしてるだけじゃだめだね…!
次にやるゲームは決まってたり。次は同人ゲームをやる予定です。
長いゲームばかりやってると疲れるので、合い間にフリーゲームや同人ゲームを挟むことでダレさせない作戦…!
【感想】ひだまりバスケット
改めて調べてみたら10年前のゲームでした。
こんにちは、ミヤです。
7月半ばからプレイし始め、メインヒロインを攻略したところでリアルが忙しくなり放置していたゲームです。すみませぬ。
いない間に私に何があったかはこちらを参照してください。
本題に入りましょうか。ヒロインは四人いて、基本妹ゲーです。義妹ですけど。
どのヒロインを選んでも個別ルートで大体邪魔してきます。かわいいところもあるんですけど、癪に障る人もいるかもしれません。
どこのレビューサイトを見ても「かすが(妹)がうざい」とか、大体そんなことが書かれてるのですが、私個人の感想としては「いやいやルートによるよ」です。
以下ヒロインごとの感想。攻略順です。
仲神かすが(CV:佐本二厘)
えー、うん。うむ…よくいる(?)「お兄ちゃん大好き他の人には絶対渡さないもん!」的な妹です。
天才肌でバイオリンだったかが上手でウィーン留学していたのが、お兄ちゃんが好きすぎて突然帰国して同じ学校の一年生として編入するところから物語が始まります。
海外留学していたことのある身から言わせてもらえばそんな理由で帰ってこれちゃうあたり相当のわがまま娘だな、とこの時点でうかがえますが、実際作中でもその通りでした。
ぶっちゃけ共通ルート覚えてないのでアレなんですけど。
そんなかすがですが個別ルートに入ると今までの自由奔放っぷりが一変して、途端にしおらしくなります。
というのも、兄妹同士ということもあり最初は隠れて付き合うのですが、周りの人間から応援されるどころかバッシングを受けるからです。
唯一の家族である母親からの反発はわかります。二人が愛し合うシーンを目の当たりにして、もともと気弱だった母親が精神的に不安定になっていく様子を見るのは少し心にくるものがありました。
けれども主人公とかすがが男女の関係だと知った時の周り(他のヒロイン、友人達)の反応。口々に「間違っている」「考え直せ」だのと主人公を責め始めます。
ヒロインの一人は小さいころから二人と一緒に遊ぶくらいの仲なのに、二人の気持ちを汲んでいるのかいないのか、手のひらを返したような反応にはちょっと私も戸惑わずにはいられなかったです。
主人公はともかくかすがにはちょっと同情しました。
その後なんやかんやで丸く収まり、まぁこの辺もご都合主義感はあるのですがハッピーエンドで終わりました。すいませんぶっちゃけ全然覚えてないです最後の方。
妹でも人外でもなんでもありなエロゲ世界で、珍しく真っ向から「近親相姦の弊害」を表現していたシナリオだったと思います。ただ終わり方がご都合主義なのは残念でしたね。
湊深美(CV:木村あやか)
幼馴染のみなとみみちゃん。
この子も悪い子ではないんですがシナリオは起伏がなくてあまり内容が頭に残りませんでした。いい子なのよ。いい子なんだけど、後半の生徒会長選挙に出る!って決意した時の理由もうーん…わかるんだけどね。言ってることはわかるんだけど共感はできなかったかも。
肝心の演説も主人公に頼り切り?で自分の言葉では何も話せなかった(もともと本当になりたくて立候補したわけじゃないので当然なのですが)ので、立候補した以上は自分の仕事を全うしてほしかったなと思いました。
でもかすがとの文字通りの殴り合いは深美ちゃんの本心でぶつかっていたので良かったかなと思いました。こういう時女同士のバチバチって怖いのよね。
というか上のCG、取っ組み合いの殴り合いのシーンなのにただ言い合ってるようにしか見えない上どう見てもかすがの右腕おかしいよね…?
代田憧子(CV:黒崎猫)
憧ちん。第一印象は男気まさりで番長的なポジションの子かと思っていましたが、可愛いぬいぐるみで部屋中が埋め尽くされていたり、ゲーセンで主人公に取ってもらったマスコットを大事に大事にしているような、乙女趣味の女の子です。レイラインの鍔姫先輩みたいにね。ギャップ萌えは全人類弱いってそれ一番言われてるから。
非常に可愛らしいボクっ子の妹さんがいます。
ルートに入ってからはその妹さんとの和解、そして憧子ちゃんへのいじめが起きます。
正直このゲームでヒロインがいじめられると思ってなかったのでかなりびっくりしました。が、落としどころはまぁまぁ良かったんじゃないでしょうか。夏希ちゃんマジ天使。そしていじめっ子の声優がまきいづみさんで、あんなに冷たいまきいづみボイスを聞くのは初めてだったのでゾクゾクしましたね。
直前に深美ルートをやったからか、かなりシナリオとしては楽しめました。妹ちゃんと夏希ちゃんが健気で好きです。
あとかすが!!!!お前どうしたんだ!!!このルートでのかすがはいい子でした。二人が付き合い始めてから早い段階で憧子とかすががぶつかるのですが、珍しく聞き分けが良くて、いじめ問題の時も同じく被害を受けたにも関わらず、主人公に「ちゃんと憧子ちゃんを守ってあげて」って言ってましたもんね。憧子ちゃんがいじめられて、きちんと怒ってあげられる、友達思いの素敵なかすがでした。
途中陰鬱な雰囲気であったにも関わらず、かすがのアホっぷりに癒される面もあったし、こういうムードメーカー的なところもあるかすがは私は大好きですよ。
関係ないけど水着がクソダサい二人。
古泉繭(CV:さくらはづき)
北海道から来たクーデレ先輩。
とあるSF的な秘密を抱えていて、そのせいであまり他人を寄せ付けない性格になっています。
話し方はわりとおっとりで何度か寝落ちしそうになりましたが…
このルートでかすがのウザさが最高潮になったように感じました。うーん、だめだよ。ただのわがまま娘でしたね…主人公が怒ったシーンは繭にも窘められていましたが、怒るのも仕方ないんじゃないかなぁ…
このゲームでは何回かビンタがでてきますね。「陽だまりの中、猫のくるまるバスケットをイメージした、心がぽかぽかするような物語」とは一体なんだったのか…
でも徐々に主人公に心を開いていくシーンは好きでした。でも両想いになるのちょっと早かったような。でも上のセリフは好きです。繭という存在を端的に表しているような気がして。
このゲームの中では一番の感動路線だったような。写真とか青春とか、そういうのはわかってても弱い。普通にいい話で、最後の方はうるっと来てました。ありきたりな表現だけど、仲間っていいよね…
まとめ
可もなく不可もなくという感じのゲームでしたね。絵につられて買ったゲームではありましたが、プレイしなきゃよかっただとか時間の無駄だったとかそんなことは微塵に思いませんでした。検索したらサジェストにクソゲーって出るのはどういうこと
確かにゲーム全体を通してかすがの比重は大きいですが、ルートによっていい子だったりウザかったり落差がありましたね。私は嫌いになるというほどではなかったです。ふーりんの声良き。
サブキャラクターにもきちんと立ち絵があり、ボイスもついているのでそこはポイント高かったです。むっちゃん可愛いよむっちゃん。
BGMも良い音楽が多く、特にOPとED、どちらもはずれがないという力の入れよう。大正義fripsideですしね。冒頭に貼った動画はOPですが、ぜひEDの「prism」も機会があれば聴いてほしいです。EDに似つかわしくないアップテンポで前向きになれる曲です。
あと個人的にUIがすごく可愛い。ボタン一つ一つがポップでカラフルでとにかく可愛いです。いいですね。CONFIG弄ってるだけで楽しくなります。
今回ダメ出しも多めでしたね。
このゲームは万人におすすめするかと言われるとそうではないのですが、終った後に登場人物を好きになれる様な、これで彼女たちの物語が終わりなのが寂しいような、不思議な気分になったのできっと私は楽しめたんでしょう。いや、素直に楽しかったです。
余談ですが原画の木場智士さん、今は何をしてるのか調べたらスタディステディのメイン原画やってたんですね…めちゃくちゃ最近のゲームな上、絵柄が全然違っていたので驚きました。個人的にはひだまりバスケットの時の絵柄好きだけど、今はかなり上手になられていますね。
以上、ひだまりバスケットの感想でした。次は何やろうかな。